戦前の左翼運動の軌跡を追った「日本共産党の研究」に電子版オリジナルの『別巻増補「スパイ査問事件予審調書」等資料集』を添えて刊行。
イーブック イニシアティブ ジャパンは、立花隆氏の著作「日本共産党の研究(上・下)」を「eBookJapan」で2月15日から配信開始した。
本書は2011年から展開されている立花隆氏の電子書籍版全集の第8弾に当たるもので、戦前の日本における左翼運動の軌跡を追った同題の紙版を底本に、電子版のオリジナルとして新たに編集した『別巻増補「スパイ査問事件予審調書」等資料集』を加えて全3巻としたものだ。別巻には、大森銀行ギャング事件の実行犯である中村経一の手記と、スパイ査問事件の実行行為者である木島隆明、袴田里見(元副委員長)の予審調書を収録している。
販売価格は日本共産党の研究(上・下)が各630円で、別巻が315円。3冊をセットにした「日本共産党の研究 特別セット」は1260円となっている。
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