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» 2013年03月06日 11時00分 公開

これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――iBookstore(速報版)あなたに合った電子書店を見つけよう(3/5 ページ)

[鷹野 凌,ITmedia]

簡単に購入できるか?

 iTunes Storeからコンテンツを購入するには、事前に会員登録を行い、サインインしておく必要があります。新規会員登録は、どの電子書店でも必要な工程で、最初のハードルです。ただ、iPhoneやiPadの初期設定ではApple IDを作成/登録する手順がありますし、初期設定でスキップしてもApp Storeなどを利用する際には必ずサインインを求められるので、恐らくiPhoneやiPadのユーザーはほとんどがApple IDを登録済みでしょう。ここではiPod touchの工場出荷状態から、新規でApple IDを作成するプロセスを改めて確認してみます。すでにApple IDを作成済みのユーザーは、初期登録をした当時を思い出して懐かしんでみてください。不要な場合は少し先の、支払い方法についてからどうぞ。


iPod touchの起動画面
言語設定
国または地域の設定

Wi-Fiの設定
位置情報サービスの設定
バックアップからの復元をするかどうかの設定

初めて利用する場合は、下の[無料のApple IDを作成]をタップ
誕生日の入力
姓・名の入力

メールアドレスを持っていない場合は、[無料iCloudアドレスを入手]をタップして[次へ]
iCloudメールの作成画面
確認画面。同じアドレスは登録できない

パスワードは8文字以上で、数字とアルファベット大文字小文字を最低1つは使う必要がある
セキュリティの質問と回答を3つ登録
レスキューメールアドレスは必須項目ではない

メールの通知を受け取るかどうかの設定
利用規約
利用規約への同意の確認

規約へ同意すると、Apple IDが作成される
iCloudを使用するかどうかの設定
iCloudにバックアップを作成するかどうかの設定

「iPod touchを探す」の設定
診断データの送信設定
これで初期設定は完了

 初期設定が終わったら、次はiTunes Store/App Storeの設定です。App Storeからアプリをダウンロードしようとすると、自動的に設定のプロセスに入ります。[設定]の[iTunes Store/App Store]からであれば、Apple IDだけは入力済みになっているので少しラクができます。


App Storeで初めてアプリをダウンロードしようとすると、Apple IDとパスワード両方の入力を求められる
iTunes Storeで使用された記録がないという警告が表示されるので、説明文には「確認」をタップとあるが、[レビュー]をタップしよう
[設定]の[iTunes Store/App Store]

再度、国または地域の設定
請求先情報の入力。無料アプリのダウンロードの場合は[なし]も選択できる
最初に入力した姓・名の、ふりがなを入力

請求先の郵便番号・都道府県・市区町村・住所詳細は必須項目
電話番号も必須項目
これでようやく設定完了

 今回、この記事のためにiPod touchを初期状態に戻し、Apple IDの新規作成を改めて行ってみたのですが、とにかく入力項目が多いことに驚きました。電子書籍を読むためだけに利用するとしても、請求先の住所や電話番号の登録が必要なのは少し煩わしさがあります(☆-0.5)。また、米WIREDの記者が個人アカウントをハッキングされた事件が、AppleCareへの電話が発端だったと報じられて以後、セキュリティに関する質問と回答を3つ入力しなければならなくなったのも、項目が多く感じられる原因でしょう。

 iBookstoreで利用できる支払方法は、クレジットカード(AmericanExpress、Diners Club、Visa、MasterCard、JCB)、iTunes Card、iTunesギフトと複数用意されています。iTunes Cardは、Apple Store、家電量販店、パソコンショップ、コンビニ、ショッピングセンターなど、さまざまなところで販売されています。つまり、クレジットカードが持てない(例えば子ども)方でもあまり不自由なく利用できます(☆+0.5)。ただ、規約によって、利用できるのは13才以上と定められています。また、海外からの利用も禁じられています。

 住所・決済情報などの設定がひと通り終わっていれば、[¥450]などの金額ボタンをタップしすると[ブックを購入]に変わるので再度タップし、Apple IDのパスワードを入力すれば購入・ダウンロードが完了します。購入完了メールなどはありません。パスワードは1度入力すると、15分間は保持されます。連続して購入する時以外は、実質毎回パスワードの入力が必要ということになります。Kindleストアの[1-Click]の簡便さに慣れていると、パスワードの入力が必要なのはセキュアですが面倒さを感じるかもしれません。


まず金額ボタンをタップ
[ブックを購入]に変わるので、再度タップ
Apple IDパスワードを入力

パスワードを入力し[OK]をタップすると、購入確定
すぐにダウンロードが始まり、画面はライブラリに切り替わる
ダウンロードが終わると、書影の左上に[新規]という帯が付く

 なお、[¥350]や[ブックを購入]ボタンは、購入済み書籍の場合は[ダウンロード][ダウンロード済み]ボタンに変わるので、見た目ですぐ判別がつきますし、もちろん同じ電子書籍を誤って二重で買ってしまうことはありません。

 Kindleストアと同様に、シリーズものをまとめて買う方法がない(☆-0.5)のは不満なところです。例えば全30巻のコミックを買おうと思うと金額ボタンをタップして[ブックを購入]ボタンを再度タップし、ダウンロードが完了したらストアに戻り……という作業を30回繰り返す必要があります。これはかなり面倒です。続刊の多い日本のコミック文化のことを考えると、まとめ買い機能はぜひとも実装してほしいところです。

評点:☆2.5

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