震災以降の原発20キロ圏内の記録を収めた『DESERTED 人の住めない場所』

電子書籍専門出版社エレファントブックスから谷内俊文氏による「警戒区域内」の記録を収めた電子書籍写真集『DESERTED 人の住めない場所』がKindleストアでリリースされた。

» 2013年03月11日 13時00分 公開
[渡辺まりか,ITmedia]
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 東日本大震災から2年経った3月11日、エレファントブックスは谷内俊文氏による電子書籍写真集『DESERTED 人の住めない場所』を電子書籍第2弾としてリリースした。通常価格は450円だが現在は発売記念価格として300円で販売。

 同写真集は2011年4月15日以降、福島第一原発20キロ圏内(警戒区域)の”日常”を谷内氏が撮りためてきた約100点の記録を収めたもの。谷内氏は雑誌や広告を中心に活躍しており、2006年にはドイツ・ライカ社の本社ギャラリーで写真集を開催するなど、ライカも認める実力派で、同写真集は写真解説を日英二か国語で表記し、世界10カ国のアマゾンKindleストアで販売される。


収録写真の一例

 なお、掲載されている写真は新宿区にある経王寺で3月24日まで展示される。

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