米国の出版業界調査団体Book Industry Study Group(BISG)は4月5日(現地時間)、月単位でアンケート調査を行なっている米国内の電子書籍ユーザー動向レポート「Consumer Attitudes Toward E-Book Reading VOLUME FOUR」最新版から得られた発見を発表した。
分析によると、最新の調査では、2012年8月時点と比較して電子書籍ユーザーの中で電子ペーパー端末を好む人は49%→42%に減り、逆にタブレット端末を好む人は37%→44%に増えたという。また、作品ジャンルと選択ハードウェアの間に相関関係がみられ、例えば文芸作品は電子ペーパー端末、学術・マニュアル類はPC、などのパターンが見られるとのこと。
一方、調査担当のアンジェラ・ボウル氏はプレスリリースで「タブレットへの選好シフトが意外に急速に進んでいる可能性がある」とコメントしている。
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