劇場化も決定! 戦車道をたしなむ乙女たちのストーリー『ガールズ&パンツァー』

劇場化が決定するなど盛り上がりを見せる『ガールズ&パンツァー』。今回はアニメ本編のあらすじと見どころを紹介します。

» 2013年06月17日 17時05分 公開
[ラノコミどっとこむ]
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 パブリチェンコ! BLAEBERです。劇場化も決定し、ソーシャルゲームでもイベントが続々行われている『ガールズ&パンツァー』。個人的にも、まったく熱の冷めることを知らないガルパンですが、今回はこの作品を紹介します。

©GIRLS und PANZER Projekt

ガルパンって何?

 「戦車道」が大和撫子の伝統芸能となっている世界を舞台とした、ガールズアクションアニメで、2012年10月より放映され、人気を集めています。

 主人公「西住みほ」は、中高一貫の女子校、大洗女子学園へ転校してきますが、実家から離れた寮生活で、友達もできずに一人で過ごす毎日を送っていました。そんな彼女に、「武部沙織」と「五十鈴華」の2人が声をかけ、3人はすぐに仲良くなります。

 そんなとき、生徒会が「戦車道」を学園の必修選択科目として復活させることを決定し、学園唯一の「戦車道」経験者であるみほに、戦車道の授業を選択するよう強引に要求します。「戦車道」というのはこの作品独特の世界観を形作る重要な要素なのですが、伝統的な戦車を用いた武道で、大和撫子の嗜みとしてされています。

 生徒会の要求に対して、「戦車道」にトラウマを持つみほは「戦車道」を選択することを一度は断りますが、必死に自分をかばう沙織と華の思いを受け、戦車に乗ることを決意します。

 友達と一緒に戦車に乗っていくうちに、次第に楽しみを感じ、トラウマを克服していく姿が、本作のメインテーマになっています。

個人的な見どころ1:演出、作画の細かさ

 まず、アニメ第1話冒頭の戦車同士の戦闘シーンの作画数の多さにびっくりします。あまりにもきれいに描かれているため、最初僕はCGで作ったのではないか? と感じました。履帯の動きも細かく描かれており、実際に動いている戦車を見たことは数回しかありませんが、それでもこれが戦車の動き方なのかと感動させられました。

 砲塔の旋回や弾頭装填を含めた動作音や、被弾の熱で生じた陽炎まで描かれており、作画スタッフの本気が感じられます。

個人的な見どころ2:設定の細かさ

 作中で何気なく乗られている戦車ですが、実はすべてに共通点があり、1945年8月15日までに製造、企画された機体のみが登場します。「戦車道」の大会では、それ以降に作られた戦車には搭乗できず、戦時中に実践で使われた戦車のみを使うことができます。作中に出てくる戦車の車名を当てながら、アニメを見るのも楽しいと思います。

劇場版を楽しく見よう

 アニメの本編は、2013年3月に放映を終了していますが、2014年に劇場版が公開されることが先日発表されました。

 もちろん、劇場版を見る前にアニメを見ていただくのが一番ですが、アニメとの明確なつながりがある訳ではなく、新作ストーリーの劇場版になるということですので、劇場版からガルパンの世界に入っていくこともできると思います。

 アニメを見ていた人は、大画面、大迫力になった戦車のバトルシーンを楽しみに、はじめて触れる人はガルパンならではの世界観を新鮮に、楽しんでみてください。

 また、ガールズ&パンツァーのソーシャルゲーム版が、mixi・GREE・mobageで配信されています。興味を持たれた方は、まずゲームから入ってみるのもアリだと思います。(ちなみに僕もやっていますので、プレーヤー名で検索してみてください)

(ラノコミどっとこむ編集部/BLAEBER)

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