今売れている電子書籍は? ベストセラーランキング7月1日〜15日

電子書店「BookLive!」のランキングデータから今売れ筋の電子書籍を紹介します。

» 2013年07月16日 13時26分 公開
[ITmedia]

 今売れている電子書籍は何? ――この質問に大手電子書店「BookLive!」のランキングデータでお答えします。売れ筋の話題作を知る手がかりにしてください。それでは今回も「今売れている電子書籍ランキング」(集計期間2013年7月1日〜15日)をまずは総合ランキング(単巻ごと)からお届けします。


『To LOVEる―とらぶる―ダークネス カラー版 7』(長谷見沙貴|矢吹健太朗/集英社)

 総合ランキングでは紙のコミックが発売されてから待つこと3カ月、待望の第7巻が7月4日から配信開始された『To LOVEる―とらぶる―ダークネス カラー版 7』がトップになりました。自分の中の「ダークネス」に不安を感じるヤミと彼女の力になりたいと思う、主人公・結城リトの妹・美柑。偶然出会ったメアに包丁の使い方を教えたことからメアは……?

 また、第5位には『2030年 世界はこう変わる アメリカ情報機関が分析した「17年後の未来」』がランクイン。今から17年後の2030年。日本の国力は人口減少・高齢化で衰え、米国も「唯一の超大国」の地位から脱落。現在、経済発展が著しく、国内総生産(GDP)伸び率が7.5%の中国も失速する――と予測しています。「新しい時代に日本はどう変わっていくべきなのか」を考えるために読んでおきたい作品です。

ジャンル別ランキング

『百年法 上』(山田宗樹/角川書店)

 今回のジャンル別ランキングは「講談社マンガ」「角川文庫書籍」「ノンフィクション書籍」ランキングです。

 「講談社マンガ」のトップは、『進撃の巨人』がトップを譲りません。また、第2位には『おおきく振りかぶって』が、3位には『君のいる町』、4位『リミット』がランクインしました。これは、6月28日から開催された「講談社 夏☆電書」キャンペーンの第1弾で3作品の第1巻が無料になったため、続きが気になった人も多かったからでは? と考えられます。特に、『おおきく振りかぶって』は二度もテレビアニメ化されたので、もう一度読んでおきたいと思った人が多かったのかもしれません。

 「角川文庫書籍」では『図書館戦争』が安定のトップに。また、第4位には山田宗樹の『百年法』がランクイン。「ヒト不老化技術(HAVI)」を受けた者は年を取らずに生き続けられるのに、制定された「百年法」により、100年目に強制的に命を絶たれねばならない――そんなじわじわとした死の恐怖を受け入れるのか拒否するのか、考えさせられる作品になっています。上巻は半額の945円で配信中です。

 「ノンフィクション」では第5位に『ビッグデータの招待 情報の産業革命が世界のすべてを変える』が入りました。最近何かと話題の単語「ビッグデータ」。ビッグデータを抱えているグーグルやアマゾンがどのようにそれを活用しているのか、その謎を解明します。こちらも「講談社 夏☆電書」キャンペーン対象作品なので期間限定で50Ptバックキャンペーン中です。




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