『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』リピート鑑賞よ 永遠なれ

ついに完結編が公開となった『劇場版銀魂』。今回は『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』をより楽しみたい方のために、複数回鑑賞する際に押さえておきたい鑑賞ポイントを紹介。

» 2013年07月18日 12時16分 公開
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 2013年7月6日。7年間におよぶテレビアニメ銀魂の集大成、『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』が、いよいよ公開されました。原作者、空知英秋先生描き下ろしの完全オリジナルストーリーである本作品は、テレビでもジャンプでも見ることのできないストーリーとして、現在大ヒットしています。

 そこで、今回はまだ映画を見ていない人も、既に何度も足を運んでいる人にもオススメしたい鑑賞方法を特別にお伝えします!

〜鑑賞前編〜

『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』リピート鑑賞よ 永遠な

 まず鑑賞前に自分のテンションを上げてから映画館に向かいましょう。もう十分にテンションが上がっているという方も、もしかしたら前日になぞの腹痛に襲われてそれどころじゃなくなるかもしれない。一緒に観に行く予定だった友人が、恋人を優先した結果ドタキャンしてきてテンションがガタ落ちするかもしれない。そんなときに備えて、ここは最後の仕上げとして、かもしれない運転で物事を進めていくのが得策です。

 「劇場版 銀魂 完結篇 ビジュアルコレクション」で、未来の新八や神楽さんの姿を見て、誰だお前ェェェェ! とツッコミを入れたり、今回の劇場版の主題歌である、SPYAIRさんの「現状ディストラクション」を聞いたりしてテンションを上げていきましょう。

 また、コミックス最新刊である「銀魂 50巻」には、劇場版に関する空知先生の素敵なコメント、読者の心を引きつけてやまない率直すぎる空知節が記載されておりますので、こちらも合わせてチェックしてみましょう。

〜鑑賞後編〜

 さて、鑑賞してみていかでしたか? 今回の劇場版、一度観た人ならもうお分かりだと思うのですが、間違いなくもう一度観たくなるお話になっています。

 では、この余韻を持ったまま、今度は小説版「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」を読んでみましょう。小説版では、映画の中で聞きおとしてしまった台詞や、○○のシーンで××が△△△いたのは■■■■だったのか! などという、細かい設定なども確認できるので、じっくり考察するのには最適なアイテムです。ちなみに小説の内容は完全にネタバレとなりますので、鑑賞前に読むのはご注意を。

 また「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ オリジナル・サウンドトラック」CDを聞いて、あのシーンでかかっていた音楽はコレか、と想いを馳せてみるのもオススメ。

 そして、さらにオススメしたいのが主題歌である「現状ディストラクション」を劇場版の物語を思い浮かべながら再度聴きこむことです。鑑賞前もカッコイイ曲だな〜、と思いながら聴いていましたが、鑑賞後にこの曲を聴き、歌詞をじっくり読むと、ある想いがこみ上げてきます。ぜひ、すべてを観終えた後に再び聴いてみてください。

〜リピート観賞よ 永遠なれ編〜

 さて、ここまで言えばもうお分かりでしょうし、一つだけネタバレしましょう。

 今回の劇場版は、アニメ銀魂お得意の、終わる終わる詐欺ではありません。本当に完結しています。それでいて、本当に銀魂らしい、笑いあり涙ありアクションありド下ネタありの一大エンターテインメント作品となっています。

 いやはや、空知先生、本当に凄い! これだけのストーリーを週刊連載と並行しながらネーム完成させるなんて、そりゃあ血尿も出ますよね。戦争ってなくならないですよね。完結篇といえど、わたしたちは銀魂というひとつなぎの秘宝でつながっていますから、皆さんどうぞ安心して劇場に足をお運びください。

 とにかく、つべこべ言わず皆さん何度も観に行けばいいのです。個人的に今回の劇場版はぜひ、DVDを待つのではなく映画館で見るからこそ、楽しめる作品だと思っています。とにかく劇場で見てほしい。坂田銀時という男と、万事屋の物語を見届けてほしいです。

 ちなみに、2回目の鑑賞からは映画館に到着した時点で、いつもと違った視点で周囲を見れるようになりますよ。その理由はぜひとも劇場にて確認してみてください!

 さて、わたしもこれから6回目の銀魂鑑賞にいってきまーす!

(評:ラノコミどっとこむ編集部/やまだ)

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