君はもう試したか？ 最新OS X「Mavericks」搭載のiBooksを

Appleが10月22日に配信開始した最新OS X「Mavericks」。iBooksが統合され、これでMac OS XからもiBooksを活用できる。

[eBook USER]

　米Appleが10月22日（現地時間）に配信開始した最新OS X「Mavericks」。すでにアップデートした方も多いだろう。さまざまな改善や新機能が搭載されているが、電子書籍ユーザーの視点では、iBooksがMac OS Xに統合されたことが注目だ。

　これまではiOSでのみ利用できたiBooksがこれでMac OS X上でも読めるようになる。もちろん、iBookstoreで購入した作品はiCloudを通じて自動的に同期される。

　Mac OS XのiBooks初回起動時は以下のような画面。

　Apple IDでログインすれば購入済みのものが同期される。

iBooks。iCloud上の作品は雲のアイコンが付く

作品を開いたところ。単ページ表示も可能　参考書籍：『さおだけ屋はなぜ潰れないのか？」（光文社新書／山田真哉）

フォントには游明朝体と游ゴシックも選択可能

メモは左側に表示

　iBooksは最新OS Xでの汎用EPUBビューワとしても利用できる。Mavericksにアップデートした時点で、EPUBファイルはiBooksに関連づけられるようになっている。ただし、iBooks Storeで購入したものとは異なり、[iBooks Storeで表記]や共有メニューなどは利用できない。また、Newsstandについては今回のアップデートでは統合が見送られたようだ。

iBooks Storeで購入したものとEPUBファイルのメニューは少し異なる（写真右の作品はEPUBファイルをインポートしたもの）