岡本太郎氏の著作、初の電子化で10作一斉配信

岡本太郎記念現代芸術振興財団が、岡本太郎氏の著作を初めて電子化。異なる出版社から10作の配信が開始された。

» 2013年11月27日 11時50分 公開
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Photo 配信開始となった10作品

 岡本太郎記念現代芸術振興財団は、岡本太郎氏の著作を初めて電子化した10作品の配信をAmazon Kindleストアなどで開始した。

 配信開始となった作品は以下の10作。配信サイトはAmazon Kindleストアを中心に各電子書店で行っており、作品によって取り扱い書店は異なる。

配信開始作品
作品名(出版社) 価格
1 『強く生きる言葉』(イースト・プレス) 800円
2 『壁を破る言葉』(イースト・プレス) 800円
3 『愛する言葉』(イースト・プレス) 800円
4 『人間は瞬間瞬間に、いのちを捨てるために生きている。』(イースト・プレス) 600円
5 『今日の芸術―時代を創造するものは誰か』(光文社) 400円
6 『芸術と青春』(光文社) 400円
7 『日本の伝統』(光文社) 600円
8 『自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか』(青春出版社) 390円
9 『岡本太郎の宇宙1 『対極と爆発』』(筑摩書房) 1400円
10 『沖縄文化論 忘れられた日本』(中央公論新社) 450円

 岡本太郎記念館の館長である平野暁臣氏は「太郎が求められるのは、本当のことしか言わなかったから。人から聞いた話もしなければ、自分の言葉に保険もかけなかった。今を生きる人たちにこそ、自分自身で太郎を知って欲しい」とコメントしている。

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