Adobe、Adobe DPSの.folioフォーマットを年明けに無償ライセンス化

電子出版ソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」のデータフォーマットを無償ライセンス化、2014年第1四半期に無償で公開予定。

» 2013年12月12日 14時00分 公開
[hon.jp]
hon.jp
Adobeのサイトではインフォグラフィックとともに今回の発表が紹介されている

 米Adobe Systemsは12月10日(現地時間)、同社が販売する電子出版ソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」(Adobe DPS)で使われている中間データフォーマット「.folio」の技術仕様を2014年第1四半期に無償ライセンス化、公開することを明らかにした。

 Adobe DPSは、InDesignを中心に据えた電子書籍・電子雑誌の制作法人向けソリューションで、同梱ツール群を使うことで、ページレイアウトの制作からアプリ化、EC商品納品機能、トラフィック分析機能まで行なえる。

 同社によると、同ツールで制作された電子書籍アプリをダウンロードした読者数は3年間で3倍に増えており、この流れを加速化させるために制作ファイルフォーマットの無料ライセンス化を決定したとのこと。

Copyright 2015 hon.jp, Inc. All Rights Reserved.