電子出版ソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」のデータフォーマットを無償ライセンス化、2014年第1四半期に無償で公開予定。
米Adobe Systemsは12月10日(現地時間)、同社が販売する電子出版ソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」(Adobe DPS)で使われている中間データフォーマット「.folio」の技術仕様を2014年第1四半期に無償ライセンス化、公開することを明らかにした。
Adobe DPSは、InDesignを中心に据えた電子書籍・電子雑誌の制作法人向けソリューションで、同梱ツール群を使うことで、ページレイアウトの制作からアプリ化、EC商品納品機能、トラフィック分析機能まで行なえる。
同社によると、同ツールで制作された電子書籍アプリをダウンロードした読者数は3年間で3倍に増えており、この流れを加速化させるために制作ファイルフォーマットの無料ライセンス化を決定したとのこと。
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