マンガ家でマンガ学部教授の竹宮惠子さんが、京都精華大学学長に就任する。
京都精華大学は、マンガ家であり、同大学マンガ学部教授でもある竹宮惠子さんが2014年度から学長に就任することを発表した。
これは同大学の現学長(坪内成晃氏)が2014年3月31日に退職することに伴い行われた学長選挙により、竹宮さんが選出されたため。学長としての任期は2014年4月1日から2018年3月31日まで。
京都精華大学は1968年に京都精華短期大学として設立。1973年には美術家マンガクラスとしてマンガ教育のカリキュラムを設立し、2006年に日本ではじめてマンガ学部を開設した。
竹宮さんは1968年、「週刊マーガレット」に『リンゴの罪』でデビュー。『風と木の詩』や『地球へ...』の代表作で知られる。2000年から同大学の教員として、マンガ制作の技術指導やカリキュラム・教材の作成などを行っている。
就任にあたって竹宮さんは、「(前略)マンガ学部のことだけではなく大学全体のことを目配りする立場になり、他分野についてはまだよく知らないことも多いのですが、知らないということは『素直に学べる』ということでもありますから、各分野の方々にしっかり相談して前進して行きたいと考えております。」とコメントしている。
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