Overdrive:学校での電子書籍化が急速に進む

Overdriveのデータでは、学校では急速に電子書籍/教科書の採用が進んでいるという。

» 2013年12月27日 15時00分 公開
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 電子コンテンツ流通企業Overdriveの新データによると、学校では急速に電子書籍/教科書の採用が進んでいる。このデータの一部は6500の公共図書館パートナーから提供されたものだが、これまでにないほどより多くの学生がスマートフォン・タブレット・電子書籍専用端末をアカデミックな環境で利用しており、前年同期比で、学校の貸出サイトへの訪問者は252%増、1日当たりの訪問者も244%増となっている。

 「OverDriveを利用する学校の電子図書館サイトは、8月に導入された機能・デザインの向上以来、利用者をかなり増やしています。ページビュー、訪問者、新規訪問者、1日当たりの訪問者、Webサイト上の滞在時間が確実に増加しているのは新規機能とレイアウトの効率性を強調するものです」。

 OverDriveの利用者が劇的に増加している理由の1つは、ICT技術に対する予算の拡大や、徐々にポピュラーになってきているBYOD施策により、学校でのデバイスのリーチがより広がっているためだ。教室での電子書籍利用のベストプラクティスに対する教育者・管理者のより広範な理解もプラットフォームのさらなる利用につながっている。

 OverDriveは最近、Accelerated Reader情報や平均読者スコアといった本自体の極めて重要なデータを公開する教育者向けの施策を発表した。同時に、同社はOverDriveカタログから特定タイトルを学校図書館に購入させるために学生にリコメンドを行わせる高機能な検索機能を実装している。

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