思わず二度見? 「日本タイトルだけ大賞」受賞作品決まる

最も美しく、面白いタイトルがつけられている書籍を表彰する新刊JP主催の「日本タイトルだけ大賞」。第6回目の大賞作として『妻が椎茸だったころ』が選ばれた。

» 2014年01月14日 16時30分 公開
[渡辺まりか,eBook USER]
『妻が椎茸だったころ』 『妻が椎茸だったころ』(中島京子)

 新刊JP主催の「第6回日本タイトルだけ大賞」受賞作が、1月10日ニコニコ生放送内で決定した。大賞には『妻が椎茸だったころ』が選出された。

 同賞は、2013年内に出版された本のタイトルのみを評価対象とし、“最も美しく、面白い”タイトルがつけられているものを表彰するもの。電子書籍限定の本も対象に含まれ、思わず二度見してしまうようなものも。ノミネート作品は『おばけやさん〜ふわふわするのもしごとです』『世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?』『波平』『自分はバカかもしれないと思ったときに読む本』など300作品以上に上った。

 1月10日午後9時から放送されたニコニコ生放送では審査員を山田真哉氏、ヨシナガ氏、上田渉氏、矢島雅弘氏が務め、“厳正なる審査の結果”大賞に『妻が椎茸だったころ』(中島京子)、残念賞には『海江田万里・後悔は海よりも深く』(大川隆法)が決定。

 そのほかに、審査員個人賞として矢島雅弘賞には『できる男はウンコがデカい』(藤田紘一郎)、上田渉賞に『ランドセル俳人の五・七・五 いじめられ行きたし行けぬ春の雨11歳、不登校の少年。生きる希望は俳句を詠むこと。』(小林 凜)、山田真哉賞に『ブスだけどマカロン作るよ』(カレー沢薫)、ヨシナガ賞として『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』(渋谷直角)が決定。視聴者からのコメントで作られた「大川賞」には『スティーブ・ジョブズ衝撃の復活 Spiritual Messages given english(公開霊言)』が選ばれた。

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