エムティーアイが運営するスマートフォン/タブレット向け電子書籍配信サービス「yomel.jp」で、三浦しをん氏の未単行本化作品『ひょうたん池のほとり』の独占配信がスタート。
エムティーアイは3月5日、スマートフォン/タブレット向け電子書店「yomel.jp」で未単行本化作品『ひょうたん池のほとり』(三浦しをん)の独占配信を開始した。月額315円の「読み放題コース」での配信となる。
三浦氏は、2000年に小説『格闘する者に○』でデビュー後、『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、『舟を編む』で本屋大賞を受賞。5月には『神去なあなあ日常』が実写映画化し、小説だけでなくエッセイの名手としても知られている。
今回配信となるひょうたん池のほとりは、同氏の未単行本化作品。夫の転勤について30年ぶりに東京へ戻ったもの、新しい環境になじんだ夫や息子たちからどこか取り残されたような気分になっていた「私」が、久しぶりにザリガニ釣りをしようと記憶に懐かしいひょうたん池に散歩に出るというヒューマンストーリーになっている。
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