1989年に連載開始した『攻殻機動隊』も25周年を迎えた。それを記念して、原作コミックの電子書籍化、音楽イベントなど、さまざまな企画が始動している。
これまで「攻殻機動隊」を育てて下さった関係者&読者諸氏の皆様、いつも感謝しております、有り難うございます。よくこんな「読みづらいマイナー系の非文芸型マンガ」が25年も生き続けられたなと、ひとえに出版社をはじめアニメやゲームや映画やコミカライズ関係者の努力の賜物であろうと思っております。連載継続していたわけではないから25周年というのも少し変ですがまあ1つの節目という事でご容赦を(笑)。
士郎正宗
士郎正宗が「ヤングマガジン海賊版」で1989年5月に連載を開始した『攻殻機動隊』シリーズ。開始から25年が経過した。
攻殻機動隊25周年を記念して、「攻殻機動隊25周年Anniversaryサイト」もオープンし、さまざまなイベントが企画されている。
まず、原作コミックの『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を電子書籍化、紙版の『攻殻機動隊ARIES 〜Sleepless Eye 眠らない眼の男〜』『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX 〜The Laughing Man〜』『攻殻機動隊S.A.C. タチコマなヒビ』各最新巻と同日、6月20日に発売する。
また、これまでの歴史を振り返る大原画展や、音楽イベントも予定。3月28日には、ジャンルを超えたクリエイターが独自の“攻殻ワールド”を描くショートコンテンツプロジェクト「攻殻機動隊ARISE border:less project」を、TOHOシネマズ日本橋で実施したり、6月28日には、新アニメシリーズ「攻殻機動隊ARIES」の第3話「攻殻機動隊ARIES boader:3 Ghost Tears」の上映が開始されるなど、今年は攻殻機動隊の活躍から目が離せなくなりそうだ。
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