今年もエイプリルフールがやってきました。出版社や電子書店も全力でいいネタを仕込んでいるようです。ここでは、見つけたものから随時更新でお届けします。
講談社は、体毛で電子書籍を描画する、世界最軽量の一体型電子書籍端末「kebo(ケボー)」を発表しました。
keboは体毛を静電気により励起させ描画するウェアラブル端末。通常の液晶の解像度はdpiで表されますが、keboはkpi(keana per inch)という“解毛度”を用いています。それによると、keboは161kpi。重さは何と23.23グラムです。
体毛が薄い方でも大丈夫。初回購入特典には、解毛度を飛躍的に上げる「keUPX5」(大手製薬メーカー開発)が2本ついてきます。これだけついてお値段何と9696円(税込み)。ウェアラブル端末革命がやってきました!
週刊少年ジャンプは『Jumpteen』に生まれ変わります。付録はGINTA MAcBEEの超BIGポーチ。基本から応用まで、暗殺のすべてが分かる「はじめて暗殺」が見どころです。
auとディアゴスティーニがコラボした週刊『スマホを作る』が創刊です。全520号、毎週1つずつ届くパーツを組み立て、完成には10年を要する超大作です。
創刊号にはホームボタンがついて何と790円。2号目以降は1980円。できあがるスマホは32万画素のCMOSカメラ搭載に、着信メロディの和音数は16和音と未来を感じさせます。
KADOKAWAグループの電子書店「BOOK☆WALKER」もウェアラブル端末「ME☆GA☆NE」を発表です。
どうみてもメガネですが、テンプル(メガネのつる)を触ればページがめくれ、ウインクすればページの拡大、「ウィスパーモード」をオンにすれば、本の内容が朗読されるハイテクノロジーの塊です。
あのスクウェア・エニックスから少女漫画誌・月刊『少女ロマンス』が創刊しました。創刊特別号は5144(こいしよっ)円(税抜き)という漫画誌にしては超高価格ですが、すでに売り切れになっているようです
各国のファッションブランドの商品を掲載するファッション誌「ELLE」が、猫による猫のWebファッション誌を作っちゃいました。コンテンツの中身までは作ってないようなので眺めて癒されちゃってください
電子書籍ストア「eBookJapan」が新事業として回転寿司「すしーぶっくじゃぱん」を始めました。寿司のほかにマンガの入ったタブレットが回るそう。寿司もちゃんと回るんですね。同ストアでは寿司にちなんだマンガ4作品のキャンペーンもやってるそうですよ。
リブレ出版が「BL-1グランプリ 2014」を開催しました。攻は絶対に負けない、がBL界の常識。じゃあ攻同士が戦ったらどうなるのか……。矛と盾ならぬ矛と矛! 持ち前のキャラクターを駆使した攻たちの死闘が始まる!
名前が似ていて間違われやすいことが多い両者が「帰ってきた!どっちがどっち?!」キャンペーンを実施してます。いつにもまして混乱します。
西尾維新さんの<物語>シリーズでは『嘘物語 -貝木エイプリル-』として虚実入り乱れる内容が公開されています。真実を知りたければまず嘘を知れ、そんな声が聞こえてきそうです。
エンターブレインとアージュは『INTEGRAL WORKS』以降に発表・制作され、未収録だった『マブラヴ』シリーズの全設定を完全網羅した『INTEGRAL WORKS of the dead』を発売しました。価格は42000円(税抜き)。筋トレにも使えます。
PHP研究所 PHP-COMIX編集部は40代中年男性キャラクターを起用したバーチャルシンガー「OYAJIX」を発表しています。「オネェボイス」「よっぱらいボイス」「パパボイス」など、ワシのボイスは108種類あるぞ。そんな魅惑のボイスはニコニコチャンネル「PHP-COMIXチャンネル」でご覧ください。
フロム・エーからは「迷える子羊達に今捧ぐ……」として、『パン田ナックル』を創刊しました。カリスマモデルのパン田一郎への巻頭特別インタビューや、草食動物でも作れる、おいしいカップケーキの作り方など、オシャレな男(パンダ)に必須の1冊になっています。
またまた講談社から、今度は同社の創作コミュニティーサイト「プロジェクトアマテラス」。玉城ティナを生んだミスiDの男性版「ミスターiD」がいつの間にか決定していた模様です。
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