21世紀の音楽は彼女なしには語れない――『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』発売

太田出版から、単行本『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(著:柴那典)が発売。クリプトン・フューチャー・メディアやヤマハ、ニコニコ動画、数多くの関係者を取材し、その熱気とエネルギーを描いている。

» 2014年04月03日 10時42分 公開
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『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(c)柴那典/太田出版 『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(c)柴那典/太田出版

 太田出版は4月3日、単行本『初音ミクはなぜ世界を変えたのか?』(著:柴那典)を発売した。価格は1600円(税抜き)。

 2007年8月に登場したボーカロイドソフト「初音ミク」は、単なるツールやソフトウェアの枠組みを超えて音楽の新しいありかたを示す象徴となった。

 同書は、キャラクター文化やオタク文化として語られてきた初音ミクという存在を、音楽の歴史に位置付け、初音ミクをリリースしたクリプトン・フューチャー・メディア、ボーカロイド技術を開発したヤマハ、ブームの火付け役となったニコニコ動画、さらには、冨田勲氏・渋谷慶一郎氏らクリエイターなど数多くの関係者を徹底取材し、その熱気とエネルギーを描いた作品だという。

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