リイド社 Webマガジン「トーチweb」を新創刊――ひらのりょう・谷口菜津子らの連載も

連載陣は大橋裕之、谷口菜津子、ひらのりょう、佐々木充彦、窓ハルカ、平方イコルスン、中川学など。今後はコラムや論評なども掲載していく。

[宮澤諒，eBook USER]

　リイド社は8月1日、Webマガジン「トーチweb」を新創刊する。

Webマガジン「トーチweb」

　トーチwebは、「ちょい空き時間」に読めるコンテンツを無料で配信するWebマガジン。創刊第1弾では、「未だ見ぬマンガ表現」をテーマとした連載企画を掲載する。

　創刊時の連載陣は、アニメーション作家のひらのりょうさん、『レバ刺しとわたし』などで知られる谷口菜津子さん、大橋裕之さん、佐々木充彦さん、窓ハルカさん、平方イコルスンさん、中川学さんなど。

作画：ひらのりょうさん

作画：谷口菜津子さん

作画：佐々木充彦さん

　リイド社は、これまで40代〜60代に向けた劇画や時代劇マンガを多く出版してきたが、トーチwebでは20代〜30代に向けたコンテンツを掲載していく。今年2014年で創刊40周年を迎えた同社の新たな試みといえる。

　8月31日には、東京ビッグサイトで開催される「COMITIA109」にトーチweb編集部が参加。ヘタウマ系、BL青春系、一つ目・単眼、人外、農業などさまざまなジャンルの作品や、新しい視点のコラムや記事を募集するという。

　今後はマンガだけでなく、「『僕たちの老後』からの逆算(仮)」をテーマに、コラム連載やインタビュー記事、論評、ルポなどの文字モノ企画を予定。連載物の紙や電子での書籍化も検討中とのこと。