『へうげもの』全面協力「古田織部四〇〇年忌 大織部展」が開催中

名品の展示をはじめ、『へうげもの』を用いた解説やキャラクター人気投票、記念撮影用パネルやグッズ販売なども実施している。

» 2014年09月08日 17時30分 公開
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 岐阜県現代陶芸美術館で開催中の「古田織部四〇〇年忌 大織部展」に、山田芳裕さんの『へうげもの』(『モーニング』(講談社)で連載中)が全面協力している。

 『へうげもの』は戦国時代を、武士だけでなく、茶道や茶器、美術などを愛する数奇者にも注目して描いた作品。主人公は武将であり、千利休の弟子でもあった古田織部。

PhotoPhoto 古田織部四〇〇年忌 大織部展

 同展示会は、『へうげもの』でも主人公として描かれている古田織部の没後400年を記念して開催。千利休が織部に譲り渡した茶杓「泪」や、利休の竹花入「園城寺」、国宝志野茶碗「卯花墻」、黒織部の逸品「冬枯」、織部所持「勢高」肩衝、古伊賀水指「破袋」といった名品を展示している。さらに作中のカットやシーンを用いた展示品解説や、記念撮影用パネルキャラクターを用意。人気投票も実施している。

 ミュージアムショップでは単行本・文庫版に加え、オリジナル缶バッジ&Tシャツや、スピンオフ企画・激陶者集団「へうげ十作」による陶器などの作品を販売。展覧会の様子は『へうげもの』公式Facebookページでも掲載している。

古田織部四〇〇年忌 大織部展

会場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーI

住所:〒507-0801 岐阜県多治見市東町4-2-5 セラミックパークMINO内

TEL:0572-28-3100

会期:9月6日〜10月26日(10月20日は休館日)

開館時間:午前10時〜午後6時(入場は午後5時半まで)

そのほかの詳細は、岐阜県現代陶芸美術館美術館の公式ページにて


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