アンケート対象は20代〜40代のeBookJapan会員の女性。
イーブックイニシアティブジャパンは10月7日、20代〜40代のeBookJapan会員の女性を対象にした「仕事や家事へのモチベーションが上がるマンガ」アンケートの結果と、回答者によるコメントを発表した。調査期間は9月12日〜9月18日。有効回答者数は796人。
『働きマン』(安野モヨコ)
体力の限界まで働いて「こんなに女って働くもんだっけ?」と疑問に思ったときにこのマンガを読んで、そういう働き方もアリだとなんだかスッキリした!(30代)
『ONE PIECE』(尾田栄一郎)
職場のグズグズした人間関係と全く関係ない世界が広がり、気分をすっきりさせてくれるから。(40代)
『午前3時の無法地帯』(ねむようこ)
「仕事ナメんなよ。」というセリフが社会人としての自分を奮い立たせるから。(20代)
『宇宙兄弟』(小山宙哉)
キャラそれぞれの背景、人生観から生まれるセリフの数々が効きます。疲れていた心と頭がぽかぽかと暖まって、いつの間にか前向きになっていました。(30代)
『SLAM DUNK』(井上雄彦)
仕事で空虚感が否めない時によむと、がむしゃらに打ち込めば何かしら得るものがあると思わせてくれるマンガ。(30代)
『きのう何食べた?』(よしながふみ)
主人公が毎回手際よく作る料理が魅力。料理のコツや材料の底値も教えてくれて、得した気分になる。手際のいいお料理の仕方を読んでいると自分でも作りたくなって、夕飯の支度のやる気がない時に読むとモチベーションが上がります。(30代)
『ママはテンパリスト』(東村アキコ)
子育てでクヨクヨしている時にこれを読むとお腹抱えて笑えて、ストレス解消になるしまた子供とも笑顔で向き合えるから。(30代)
『医龍』(乃木坂太郎)
オペ室の看護師として働いています。器械出しをする上で、医師のクセを経験で読み取り対応していくということや、医師と同様に医療のことに詳しくわかっていなければならないということを痛感させられた漫画です。そうなりたい理想となかなか慣れない自分。もっとがんばらなければと、読む度に思う作品です。(30代)
『Ns'あおい』(こしのりょう)
看護師という職業に憧れ、とうとうなれたのに、現実とのギャップに苦しんだ時に励まされました。(30代)
■年代別 女性会社員の仕事へのモチベーションが上がるマンガ
順位 | 20代 | 30代 | 40代 |
---|---|---|---|
1 | 働きマン | 働きマン | ONE PIECE |
2 | 午前3時の無法地帯 | 宇宙兄弟 | SLAM DUNK |
3 | 宇宙兄弟 | SLAM DUNK | Real Clothes |
4 | ONE PIECE | サプリ | ハイキュー!! |
5 | きょうは会社休みます。 | ちはやふる | ばらかもん |
■専業主婦の家事へのモチベーションが上がるマンガ
順位 | タイトル |
---|---|
1 | きのう何食べた? |
2 | ママはテンパリスト |
3 | 宇宙兄弟 |
4 | ONE PIECE |
5 | ハイキュー!! |
仕事のモチベーションを上げるマンガとしては、安野モヨコさんの『働きマン』が20代〜30代でトップに。40代では尾田栄一郎さんの大人気マンガ『ONE PIECE』が見事1位に輝きました。息子や娘の影響で読み始めたお母さんも多いのかもしれませんね。
家事のモチベーションを上げるマンガでは、よしながふみさんの『きのう何食べた?』がトップ。同作はゲイカップルの弁護士の筧史朗と、美容師の矢吹賢二の生活を食を中心に描いたマンガです。男同士の恋愛を楽しみつつ、夕飯の献立まで考えられてしまう1冊で2度おいしいのも人気の理由?
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