大賞には、北国のバー「琥珀亭」に集う人々の日々を描いた『今夜も琥珀亭』(深水)が選ばれた。
スマホ小説投稿サイト「E★エブリスタ」を運営するエブリスタは10月9日、第4回「ノベリスタ大賞」の最終選考結果を発表。大賞には、北国のバー「琥珀亭」と、そこに集う人々の日常や非日常を書いた深水さんの『今夜も琥珀亭で』が選ばれた。
そのほか、準大賞にあおさんの『時空戦士パンII』、入選に及川桜さんの『ショパンの指先』(R-18作品)と松田コウさんの『ジョーカーの確立 -1-』が選出。最終選考作品は、☆angelさんの『ふるーつ☆ばすけっと』とAoさんの『コンビニの幽霊』となった。
同賞は、直木賞作家の石田衣良さんが審査委員長を務める小説賞。文学界の「明日のスター」を育成・排出することを目的としている。入選者には特典として、石田さんによる応募作品への講評のほか、石田さんが主催する「ノベリスタ小説スクール」への招待、「ノベリスタパーク」ページへの作品掲載などが行われる。
大人の恋愛小説という事なんですが、妙に居心地が良く、上手い。舞台が北国の街にある、ぽっと暖かい明かりを灯したバーというのが逆に懐かしく、新鮮。――石田さんによる大賞作『今夜も琥珀亭』の講評
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