書店で本を購入すると、日本エンタープライズの電子書店「BOOKSMART」で同作品の電子版が閲覧できるようになる新サービスの試験運用がスタートした。
日本エンタープライズは10月17日、書店で本を購入すると同作品の電子版も手に入る新サービスの試験運用を開始した。
同サービスは、日本エンタープライズが運営する電子書店「BOOKSMART」の運用を通じて得た“紙の本と電子版の両方を持ちたい”というニーズに答えたもの。紙の本の購入時に書店でクーポンコードを入手し、BOOKSMARTサイトで入力するとスマートフォンまたはタブレットで同作品の電子版が閲覧できるようになる。
試験運用の第1弾は東京都書店商業組合/出版社/書店の協力を得て、双葉社「モンスター文庫」のライトノベルを対象に首都圏11書店で実施。今後はコミック/レシピ本/雑誌/ビジネス書など多彩なジャンルでのサービス利用実態や書店でのサービス運用などを検証し、2014年度内の本格運用開始を目指すという。
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