米Adobe Systemsは10月23日(現地時間)、Windows・Mac向けに先月リリースした電子書籍ビューワソフト「Adobe Digital Editions 4.0」がユーザーの読書ログを本社に送信していることが批判されている件に関連し、同ソフトをVersion 4.0.1にマイナーアップデートした。
Adobe Digital Editionsは2007年から開発が続けられている無料の電子書籍ビューワソフトで、2012年夏にはEPUB 3にも対応したVersion 2.0をリリース。問題となっているのは、送信されているのがJSON形式のプレーンテキストファイルで、読者の読書行動だけでなく、ハードディスク上に保有する電子書籍ファイルもリストアップして送信しているとの報告があった。
Adobe Digital Editions 4.0.1では送信データすべてが暗号化され、Adobe DRMが付与されていない作品ファイル群からの情報収集は中止した模様。
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