「――合掌」『文藝春秋』1月号に高倉健 最期の手記が掲載

12月12日には『壇蜜日記』の副読本『壇蜜日記0(ゼロ)』が電子書籍限定で発売。

» 2014年12月12日 11時15分 公開
[宮澤諒,eBook USER]
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 文藝春秋は12月10日、俳優の高倉健さんが亡くなる4日前に病床でつづったという最期の手記を掲載した『文藝春秋』1月号を紙版と電子版で同時発売した。

 編集部に送られてきたという高倉さんの手記は「諸行無常」という言葉で始まり、終戦の日の記憶や、新人俳優時代の思い出、代表作「八甲田山」に関するエピソードなどがつづられ、「合掌」という2文字で締めくくられている。また、作家・沢木耕太郎さんが高倉さんの死を受けて49枚の原稿にしたためた言葉も掲載されている。

『文藝春秋』1月号 『文藝春秋』1月号
文春e-Books 壇蜜日記0(ゼロ) 文春e-Books 壇蜜日記0(ゼロ)

 12月12日には、10月に発売された『壇蜜日記』の副読本『文春e-Books 壇蜜日記0(ゼロ)』が電子書籍限定で発売。発売日から1カ月は通常価格の半額となる100円で提供される(ストアにより価格が異なる場合がある)。

 「文藝春秋」2013年8月号に掲載され「壇蜜日記」誕生の元となった「この人の月間日記」や、『週刊文春』の「原色美女図鑑」に掲載されたグラビア写真(壇蜜日記0オリジナルカットあり)、さらに『聞く力』で知られる阿川佐和子さんや直木賞作家の桜木紫乃さんとの対談も再録している。

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