書店や出版社には嬉しい悲鳴。
1月14日にサービスを開始した、「刀剣乱舞」というオンラインゲームをご存じだろうか。プレーヤーは、物に宿った魂を目覚めさせるという力を持つ審神者(さにわ)となり、歴史の改変をもくろむ者たちから過去の歴史を守るべく戦いを繰り広げるといった設定なのだが、現在書店を巻き込み各所で話題となっている。
というのも、審神者によって覚醒した武具は、「刀剣男子」と呼ばれるイケメン戦士に姿を変えるのだ。腐女子の方々によるカップリングも盛んに行われている。
では、イラスト集などが売れているのかというとそうではない。なんと日本刀に関連した書籍が人気なのだという。歴女(れきじょ)という言葉が流行したこともあったように、やはり歴史好きの女性が多いということなのだろうか。
全国の書店では特設コーナーを設置したり、日本刀関連書籍の発注も盛んに行われているようだ。品切れとなっている書籍もあるという。
このほか東京国立博物館では、展示されている刀剣に関する問い合わせが急増。企画展が開催される時も近いのかもしれない。
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