個人サイトから出版社が運営するサイトまで、そのほとんどが無料で読むことができるWebコミック。星の数ほどある作品の中から、お勧めのものをテーマに沿ってご紹介。
8月8日は全国穀類工業協同組合が制定した「白玉の日」なのだそうです。白玉を2つ積み上げると「8」に見えるのがその理由。
ほかにも「8(パチ)8(パチ)」の組み合わせで「そろばんの日」だったり、「8(は)」が並ぶことから「歯並びの日」だったりと、ぞろ目の日にちだけあって、いろいろと制定されているようです。
白玉から連想されるのは、あんみつや白玉団子などの和菓子。今回は「スイーツ」という大きなくくりでWebコミックを紹介していきます。後半の2作品は甘いものには欠かせない珈琲と紅茶をテーマにした作品です。
学校では厳格な態度で生徒たちから恐れられているが、実は大の甘いもの好きという数学教師・数先生(通称カズセン)が、偶然にも同校の女子生徒・高城心がバイトする店舗へ足を運び、さまざまなスイートを口にするという作品。ストーリーのためとはいえ、毎話違う場所で働いている心がアグレッシブすぎ。
登場する店は、名古屋発の人気喫茶「コメダ」や、ミスタードナッツ、ローソンなどで、現在第5話まで掲載。「甘味のためならどこまでも飛んでいく」という作者の熱意を反映するかのように、どのスイーツもリアルかつおいしそうに描かれています。
仕事熱心で、47歳という若さで本部長に出世した男・一ノ瀬櫂。しかし、家ではケーキやシュークリームを手作りしてしまうほどの甘いもの好きで、会社でもよりおいしいスイーツを作るべく頭を回転させているという、外はサクサク中はトロッとしたシュークリームのような男。普段は厳しい男が実はスイーツ好きというギャップは、もはや鉄板ネタ。
講談社のWebコミックサイト「モアイ」で3話まで無料掲載。単行本は第3巻まで発売中です。
『週刊少年ジャンプ』で連載中『ニセコイ』(古味直志)のスピンオフ作品。原作ヒロインの一人である小野寺小咲が主人公に、そして主人公の一条楽は1学年上の先輩に変更されています。作画は『エスプリト』『IDOROLL』などの筒井大志さんが担当。
「ニセコイ」のヒロインたちが魔法ネズミのルーリンと契約し、魔法少女として悪と戦う物語で、原作よりもお色気シーンが多用されているのが男子たちにはうれしいところ。メインキャラのほとんどが眼鏡を装着しており、眼鏡フェチにもささる作品となっています。
こちらはpixivに掲載され、その後単行本化も果たした作品。おばけはおばけでも、ただ人を驚かすだけじゃなく、自分で作ったケーキのおいしさに驚いてもらいたいというちょっと変わったおばけが主人公。絵本テイストで、親子で読んでも楽しめそうな作品です。ハンカチ必須!
移動式珈琲店「たこ珈琲」を営む若き店主・青山一(あおやまはじめ)と、珈琲に魅了される人たちの物語。第1話では、誠実であることを信条とするあまり会社にうまく溶け込めないOL・垣根志麻との出会いを描いています。
しかし、人生甘い話だけではありません。ストーリーが進むにつれ、だんだんと明らかになる青山の過去。一体彼はなぜ珈琲店を営むことになったのか。Webでは第1話と最新話、最新話の前話を読むことができます。
pixivで公開されている、よしたか@web漫画さんの作品。これまでに第1弾の『不思議の紅茶店「ドリーミィ・カモミール」』、第2弾の『不思議の紅茶店「庭師のローズ・レッド」』、第3弾の『不思議の紅茶店「夜明けのティザーヌ」』といった3作品を発表しています。
魔法の力を持つお茶を提供するカフェ「ファンタジア」を舞台にした読みきり作品で、丁寧に描かれた絵ときれいな色使いが特徴的。第3弾は冬の話なので、夏の暑さをやわらげてくれるかもしれません。
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