内容や表現に対して多数の意見や要望が送られていた。
8月29日、スマートコミックサービス「comico(コミコ)」で連載中のマンガ『保留荘の奴ら』が連載の一時終了を発表した。
同作は、死後、天国にも地獄にも行けない人間が集められた「保留荘」を舞台に、記憶を失った主人公と殺人鬼たちとのドタバタな共同生活を描いたコメディ。1月23日には単行本1巻も発売している。
作品に登場する殺人鬼たちは、「歴史上の殺人鬼をモデルに、自分流にアレンジを加えて」描いていたが(HANGAME公式ブログ 2014年05月30日付より)、内容や表現に対して多数の意見や要望が送られていたという。作者は「この作品に殺人・暴力といった犯罪行為や、差別を助長する意図はありませんが、読者さまへの配慮など、行き届かない部分があったと感じております」とコメントしている。
作者と編集部は、連載作品への意見や要望に対し協議を重ねた結果、いったん連載を終了すると発表。秋ごろ新たな場所で連載を再開するとしている。
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