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すばる舎、電子書籍市場に本格参入――紙との同時発売も
書店売り単行本の出版事業を手がけるすばる舎は、電子書籍市場への本格参入を発表、新刊既刊織り交ぜた6点をApp Storeで配信開始した。
組版データをスマートフォン向けに最適化
書店売り単行本の出版事業を手がけるすばる舎は9月9日、急成長する電子書籍市場への本格参入を表明、既刊新刊織り交ぜた6点の配信をAppleのApp Storeで開始した。
今回同社が配信を開始したのは、既刊の売れ筋ビジネス書5点と、電子書籍で先行発売する恋愛エッセイ1点の計6作品で、価格は700〜800円。
電子書籍化に当たっては、Adobe InDesignやMC-B2で作成された組版データから、iPhone用の電子書籍アプリを作成するモリサワの電子書籍ソリューション「MCBook」を採用するとともに、改行を多く取り入れるなどスマートフォン向けに最適化した。なお、デフォルトのレイアウトは横組みだが、縦組みにも変更できるという。
同社は今後、既刊の作品を月間6点前後、新刊は紙と電子書籍の同時発売を年間6点程度手がけるとともに、iPhone以外のスマートフォン向けにも配信する意向を示している。
記事中のiPhoneアプリ
- →App Storeで「誰とでも15分以上 会話がとぎれない!話し方66のルール」をダウンロードする(リンクをクリックするとiTunesが起動します)
- →App Storeで「人は『暗示』で9割動く!」をダウンロードする(リンクをクリックするとiTunesが起動します)
- →App Storeで「部下は取り替えても、変わらない!」をダウンロードする(リンクをクリックするとiTunesが起動します)
- →App Storeで「いつの間にか自分に合う人がいつも隣にいるようになる本」をダウンロードする(リンクをクリックするとiTunesが起動します)
- →App Storeで「仕事も人間関係も イヤなことは1週間で終わらせるコツ」をダウンロードする(リンクをクリックするとiTunesが起動します)
- →App Storeで「人前で3分、あがらずに話せる本」をダウンロードする(リンクをクリックするとiTunesが起動します)
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