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英PearsonグループCEOがAppleの定期購読課金を批判、「全面対決も辞さない」構え
Financial Timesを傘下に持つ英国の出版大手Pearsonグループのマジョリ・スカーディノCEOは、Appleの定期購読課金システムを痛烈批判した。
英大手新聞Guardianの報道によると、英国の出版大手Pearsonグループのマジョリ・スカーディノCEOは2月28日の同社の業績発表についての取材で、Appleの定期購読課金システムにコメントした。
スカーディノ氏はAppleが30%の手数料を徴収しつつも顧客の個人情報を新聞社側に譲渡しない件について、Appleと現在協議を続けていると述べた上で「今後さらに多くのタブレットが登場し、デバイスはKindleからモバイル機器まで数多く存在する。もしAppleが顧客の個人情報を引き渡すことに同意しなければ、Financial Times紙はどこかほかから入手することになるだろう」とAppleプラットフォームからの撤退を示唆した。
同日の業績発表によると、Pearsonグループ傘下のFinancial Times部門では、デジタル関連事業が2010年の収入の40%を占めるまでに増大。同紙のアプリはタブレットと携帯電話で90万件以上ダウンロードされているという。
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