特集
GALAPAGOS ホームモデル――シャープ:電子書籍端末ショーケース
往年の名機から最新のタブレットまで――古今東西の電子書籍端末をショーケース風に紹介する「電子書籍端末ショーケース」。ここでは、シャープが2010年に国内市場へ投入したメディアタブレット「GALAPAGOS」のホームモデルを取り上げる。
製品概要
シャープ製のメディアタブレット。画面サイズは10.8型と、この種のタブレット端末としては最大級で、それゆえ重量も約765グラムとヘビー級。解像度が1366×800ドットとやや変則的なのも特徴。電子書籍サイト「GALAPAGOS STORE」から直接コンテンツを購入、ダウンロードして読むことができる。定期配信システムにも対応しており、新聞や雑誌などを決まった日時に自動的にダウンロードする仕組みを備える。
同時に発売された5.5型のモバイルモデルとの違いは、画面サイズおよび解像度のほか、トラックボールを搭載していないことが挙げられる。本体色はブラックのみ。
当初OSはLinuxベースとしていたが、後日アップデートでAndroid 2.3端末として利用できるようになった。ただしカメラやGPSなどを搭載しないため、Androidとしての機能の一部は利用できない。生産終了に伴い、2011年9月30日をもって販売申込受付が終了した。
スペックで見る「GALAPAGOS ホームモデル」
メーカー | シャープ |
---|---|
国内発売時期 | 2010年12月 |
発売時価格 | 5万4800円 |
専用/汎用 | 専用 |
OS | Android |
OSバージョン | Android 2.3 |
サイズ(※最厚部) | 177(幅)×286(奥行き)×14.7(厚さ)ミリ |
重量 | 約765グラム |
解像度 | 1366×800ドット |
ディスプレイ | 液晶 |
カラー/白黒 | カラー |
画面サイズ | 10.8インチ |
通信方式 | IEEE802.11b/g |
Bluetooth | なし |
内蔵ストレージ | なし |
メモリカードスロット | microSD |
バッテリー持続時間(メーカー公称値) | 約4時間 |
タッチ操作 | 対応 |
対応フォーマット | アプリに依存 |
コネクタ | USB(miniB) |
電子書籍ストア | GALAPAGOS STORE |
そのほか | Androidアップデートを行わずに専用端末のまま利用することも可能。その場合のバッテリー持続時間は省エネ動作モードで約10.5時間 |
最終更新日:2011年10月23日
写真で見る「GALAPAGOS ホームモデル」
タテ向きを基本とした本体デザイン(写真=左)/リビングユースを前提としており、重さは約765gと持ち運びには厳しい(写真=中央)/画面サイズは10.8インチと、この種の読書端末としては最大級(写真=右)
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