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絵師の心をつかめるか――デジタル同人誌サービス「freenote」
デジタル同人誌の販売などが行えるfreenoteは、審査を24時間以内に行うことなどを売りにし、デジタル同人誌のプラットフォームとを狙う。
ECナビの子会社であるfreenoteは、デジタル同人誌サービス「freenote」を開始した。
デジタル同人誌のプラットフォームとしては、とらのあなの運営する「とらのあな電子同人(とら電人)」などがある。freenoteの特徴は、“他社比最大30倍”とする審査の早さ。作品投稿の際に、無料作品は事後、有料作品は事前の審査を行うが、この審査に掛かる時間を基本的に24時間以内で行うとしている。販売価格や表示画像などは、作家専用の管理画面から作家が自由に変更可能で、売り上げなどもここで確認できる。
料金は100円単位で設定でき、作者の取り分は7割。作品の投稿機能は8月31日から提供予定で、現在はメールベースで作品を受け付けている。コンテンツはFlashベースのストリーミングで提供されるためダウンロードはできないが、基本的には無期限で読むことが可能。また、9月にはAndroidアプリをリリース予定だという。
サイトのオープン記念として、「夏と少女」というテーマで26人の作家が手掛けたイラスト集を会員登録したユーザーに無料で提供している。
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