ニュース
ページとコマの表示切り替え可能なAndroidビューワ、富士フイルムから
富士フイルムは、ページ表示とコマ表示の切り替えが可能なAndroid向け電子コミックビューワ「GT-Comic Viewer」を発表した。
富士フイルムは9月16日、ページ表示とコマ表示の切り替えが可能なAndroid向け電子コミックビューワ「GT-Comic Viewer」を発表した。主にコンテンツプロバイダー向けとなり、ソフトバンク クリエイティブがハーレクインが共同で販売している「ハーレクインコミックス」のビューワとして採用されたことも併せて発表した。
GT-Comic Viewerには、コミックのコマ割を自動検出し、ひとコマごとに分割して読む順番を自動設定する同社の独自技術「GT-Scan」が用いられている。スマートフォン向けに配信されている電子コミックの多くが、ページ単位での表示を前提としているが、小さな画面上でも読みやすいコマ単位での表示を求めるユーザーも多い。ページ表示とコマ表示を共存させたソリューションとして、電子コミック市場への展開を検討しているコンテンツプロバイダーから注目されている。
関連記事
- 富士フイルム、コマの分割や吹き出しの白塗りなどを自動化するソフトウェアを発表
富士フイルムは、独自の画像処理技術を用いて漫画の電子コミック化に必要な作業を大幅に効率化するソフトウェアを発表した。 - 電子書籍における漫画インタフェースを大いに語る(後編)
電子書籍で配信される漫画に漫画家の意見はどこまで反映されているのだろうか。うめ・小沢高広氏、一色登希彦氏、藤井あや氏という電子書籍の出版経験を持つ3人の現役漫画家による座談会は、業界への提言へとつながっていく。対談記事最終回。 - 電子書籍における漫画インタフェースを大いに語る(中編)
漫画が電子書籍として配信されるケースが増えている中、漫画家の意見はどこまで反映されているのだろうか。うめ・小沢高広氏、一色登希彦氏、藤井あや氏という電子書籍の出版経験を持つ現役漫画家が思いのたけを語り尽くす対談特集の第2弾をお届けする。 - 電子書籍における漫画インタフェースを大いに語る(前編)
漫画が電子書籍として配信されるケースが増えている中、漫画家の意見はあまり反映されることなく進んでいる感がある。本特集では、うめ・小沢高広氏、一色登希彦氏、藤井あや氏という電子書籍の出版経験を持つ現役の漫画家3名が、思いのたけを語り尽くす。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.