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Barnes & Noble、実店舗でNOOKの売り場面積を増やす
Barnes & Nobleは休暇シーズンに向け、米国内に構える同社の書店売り上げ上位50店舗でNOOKの販売スペースを倍増しつつある。
Barnes & Nobleは休暇シーズンに向けてシフトアップし、NOOK電子書籍リーダー関連製品をより重視しつつある。同社が米国内に構える書店の売り上げ上位50店舗では、NOOKの小売販売専用売り場のサイズが倍増されつつある。
Barnes & Nobleの書店におけるNOOK売り場は、電子書籍リーダー、画面保護製品、ケースとそのほかのアクセサリーなどが取りそろえられている。この売り場面積はだいたいの店舗で93平方メートル以上、平均的な書店の面積は2415平方メートルだ。増床によりNOOKの売り場サイズは186平方メートル以上になる。
Barnes & Nobleは、いまだに米国でビジネスを展開する最後にして最大の書籍小売チェーンの1つであり、NOOKと電子書籍の販売は同社の救いであり続けている。電子関連全体の売り上げは通年で18億ドルと予想されており、同社がNOOK販売専用エリア面積を拡大することは理にかなっている。
同社は新たに発表したNOOK Tabletとともに、AmazonのKindle Fireに対する競争のテンションを上げていくだろう。
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