Kyobo、Mirasol搭載電子書籍リーダーの動画を公開
Qualcomm製の新型ディスプレイ「Mirasol」を搭載した電子書籍リーダー端末「KYOBO eReader」の動画が公開された。高解像度のカラー電子ペーパーの実力は?
ついに新世代の電子ペーパーMirasolを採用したカラー電子書籍リーダー「KYOBO eReader」が発表された。Qualcommは小売店で電子書籍リーダーを販売するため韓国の書店チェーンKyoboと提携、Kyoboはこのデバイスを紹介する動画を公開した。
KYOBO eReaderに採用されているMirasolディスプレイは、1024×768ピクセルの解像度を持つ5.7インチ静電容量性カラータッチスクリーン。1GHzのQualcomm Snapdragon S2プロセッサを搭載し、ネットワーク環境はWi-Fiのみ。派手に宣伝されているのは暗がりでも読書が可能な新たなMirasolベースのカラー電子ペーパー技術だ。
Kyobo Booksは韓国最大手の書店チェーンで、9万冊近くの電子書籍のほか、動画、オーディオブック、新聞、雑誌、グラフィックノベルなどを提供する。加えて、韓国を拠点とする教育コンテンツプロバイダーのEBSが独占動画教育コンテンツを提供、端末の機能としては、韓国のソーシャルネットワーキングサービスと連携したコンテンツシェアリング、英語のテキスト読み上げ機能、人気のあるDiotek辞書アプリなどが特徴となっている。
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