Sony VAIOコンセプトタブレット、CESで披露:2012 International CES
ソニーが2012 International CESで展示したVAIOタブレットのコンセプトモデル。柔らかな曲線で構成されたデザインは、ファンの心をつかむことができるだろうか。
ソニーが2012 International CESに持ち込んだ唯一の電子書籍リーダーまたはタブレットはVAIOのコンセプトモデルで、厚さ3インチの頑丈なガラスケースに展示されている。この新デバイスは同社の次世代デバイスのデザインの方向性を実際に示すものだ。
筆者がすぐに気づいたのは筐体が直線で構成されていないことで、デバイス全体は角度がついた曲線で構成されている。デザインは素晴らしく、同じようなデザインばかりのタブレット市場で同製品は本当に際立って見える。仕様は変更される可能性があるので、その詳細はほとんど分からなかったが、これまでのデバイスと幾つか一貫性がある。まず、同社の新タブレットはGoogle Android OSを搭載し、背面に静電容量性センサー付きメニューボタンを備える。ボタンはこれまでに販売されたほとんどのタブレットに備わっている典型的な「設定」「メニュー」「戻る」「ホーム」キーが並ぶ。筐体前面のソニーのロゴは実際に光り輝いていて、デバイスを際立たせるためにはよい方法だと思った。
ソニーは同じデバイスをアクセサリーの有無で2モデル展示していた。背面のカバーには弾力性があり、それによりシリコン製のスタンド上に陳列できていた。Bluetoothキーボードも付属しており、それは非常に革新的なQWERTYキーボードだ。もう1台のタブレットはアクセサリーなしで展示されており、コアのハードウェアデザインを伝えるものとなっている。
以下の動画はタブレット上で再生されていた動画全体を撮影したもので、1080Pのムービーを再生している。タブレットの詳細はほとんど分かっておらず、ソニー関係者は秘密保持を厳しく命じられていた。ガラスカッターを持っていれば、より詳細な実機リポートがお伝えできたのだが。
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