新刊書の書店(オンライン書店含む)で働く書店員が一番売りたい小説を選ぶ「2012年本屋大賞」のノミネート作品が決定した。
全国431書店560人による一次投票を勝ち上がり、今年の本屋大賞にノミネートされたのは『偉大なる、しゅららぼん』(万城目学)、『くちびるに歌を』(中田永一)、『ジェノサイド』(高野和明)、『誰かが足りない』(宮下奈都)、『人質の朗読会』(小川洋子)、『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』(三上延)、『ピエタ』(大島真寿美)、『舟を編む』(三浦しをん)、『プリズム』(百田尚樹)、『ユリゴコロ』(沼田まほかる)の10作品。
二次投票はノミネート作品をすべて読んだ上で、全作品に感想コメントを書き、ベスト3に順位をつけて投票するという流れで、最終結果の発表は4月10日の予定。なお、2011年本屋大賞では『謎解きはディナーのあとで』(東川篤哉)が大賞を受賞している。
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