次世代KindleはフロントライトE Inkディスプレイ搭載か
AmazonのKindleが次世代モデルでフロントライト電子インクディスプレイを搭載する可能性が出てきた。Oy Modilisの買収で得られた技術が、青白く柔らかい光を放つKindleの登場につながりそうだ。
フルカラーの電子インクに彩られ柔らかく輝くKindle電子書籍リーダーはどうだろう。次世代Kindleはまさにそんなデバイスとなりそうだ。フロントライトの柔らかな光を利用する新Kindleは、ディスプレイ用ライトなどのアクセサリーマーケットに大きな打撃を与えるだろう。
次世代Kindleは目にやさしく、眼精疲労を引き起こすLCDディスプレイとの決別となるフロントライトディスプレイを搭載し、青白く柔らかい光を放つと想定されている。さらに、それぞれのユーザーの好みに合わせて輝度を調整する機能も搭載しそうだ。とはいえ、バックライトLCDディスプレイの最大輝度と比較するとフロントライトディスプレイのそれはかなり柔らかなものになりそうだ。
現在、Amazonは鮮やかなフルカラーLCDディスプレイを搭載するKindle Fireを提供しているが、バッテリーライフは数時間か持って数日というところだ。これは電子インクベースのディスプレイを搭載する電子書籍リーダーの数週間から数カ月のバッテリーライフを考えるとかなり隔たりがあり、フロントライト電子インクディスプレイを搭載する次世代Kindleは専用電子書籍リーダーマーケットで大きな成果を挙げるかもしれない。
しかし、次世代Kindleはまだ開発段階にあり、実際にマーケットで発売されるか確実なことはいえない。ただし、これらの推測はすべてAmazonがライトガイドテクノロジーで世界をリードすると自負するシアトル拠点のOy Modilisの買収に基づいている。買収は2011年後半に完了しており、誰もその兆候に気づかなかった。しかし、その技術が未来のKindleに搭載されなければ投資が無駄になるので、将来そのようなKindleが登場するという望みはある。
関連記事
- うわさ:Amazon、3種類のタブレットを投入か
Amazonは2種類の7インチタブレット、そして8.9インチサイズのタブレットを市場に投入することを計画しているようだ。 - Foxconn Electronics、10インチ版Kindle Fireの製造オーダーを受注
現行のものより一回り大きなサイズのKindle Fireのリリースに向け、AmazonはFoxconnとODM契約を結んだようだ。 - うわさ:Kindle Fire 2、5月に発売予定
9インチ版Kindle Fireが数カ月以内に登場しそうだとするうわさが持ち上がっている。
関連リンク
Copyright© 2015 Good E-Reader. All rights reserved.
(翻訳責任について)
この記事はGood E-Readerとの合意の下でアイティメディアが翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。記事内容に関するお問い合わせは、アイティメディアまでお願いいたします。