韓国podotree、独自開発の3Dエンジンを用いたiPad向け絵本アプリ「オズの魔法使い」
韓国podotreeが、世界に先駆けて日本でiPad向け絵本アプリ「オズの魔法使い」を販売開始。書籍・絵本・幼児教育アプリに最適化された独自開発の電子書籍用次世代3Dエンジン「デキャンタ」を用いている。
韓国podotreeは、電子書籍用次世代3Dエンジン「デキャンタ」搭載のiPad向け絵本アプリ「オズの魔法使い」を、4月19日からApp Storeで販売開始した。価格は450円。
同アプリは、同社が独自開発した電子書籍用次世代3Dエンジンのデキャンタを用いて、童話「オズの魔法使い」を電子書籍iPad専用アプリとしてリメイクしたもの。デキャンタは書籍・絵本・幼児教育アプリに最適化された3Dインタラクティブアプリ制作ツールで、iPadをはじめとした各種タブレット端末やスマートフォンに対応。絵本の中のキャラクターが個別に動く、画面をタッチすると花が咲くなど、紙の書籍では表現できなかった立体的かつリアルな世界観を電子書籍で再現できるという。また、幼児でも楽しめるよう日本語の音声が入っているほか、文章内にルビを振るといった配慮もなされている。
同社では電子書籍の新シリーズ「3Dクラシック」の第1弾として、オズの魔法使いを世界に先駆けて日本で発売するに当たり、「英語版『オズの魔法使い』プレゼントキャンペーン」を実施。4月19日〜22日までにオズの魔法使いの日本語版アプリを購入したユーザー限定で、英語版をプレゼントする。
また、抽選で50名に「iTunes 1500円分」が当たる「15モンキーTwitterキャンペーン」も実施する。こちらは、オズの魔法使いを最後のページまでめくると今まで見えなかった「翼ザル」がイラストの中に出現し、隠れている15匹の翼ザルをすべて見つけるとアプリ内に参加リンクが出現するというもの。そのリンクから参加ユーザーのアカウントを活用し、Twitterにアプリの感想を書くことでキャンペーンに参加できる。キャンペーン期間は5月2日まで。
なお、同社では今後3Dクラシックシリーズとして、「ピーターパン」「フランケンシュタイン」「たのしい川べ(原題:The Wind in the Willows)」などを順次リリースしていくという。
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