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蜷川実花×きゃりーぱみゅぱみゅ、新感覚の電子書籍制作に意欲

写真家で映画監督の蜷川実花さんとモデルやアーティストとして活動するきゃりーぱみゅぱみゅさんが東京体験型アプリケーションの制作を手掛ける。

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アドビの記者発表会での一コマを蜷川さん自身がTweetしている(蜷川さんのInstagramより引用)

 2007年公開の『さくらん』、そして7月に公開予定の『ヘルタースケルター』の監督も手掛ける写真家の蜷川実花さんと、モデルやアーティストとしてマルチな才能で表現を続けるきゃりーぱみゅぱみゅさんによる電子書籍プロジェクト「蜷川〈TOKYO〉MAP」(仮)に、アドビの電子出版ソリューション「Adobe Digital Publishing Suite」が採用された。アドビ システムズが4月24日に発表した。

 同プロジェクトでは、東京・原宿を蜷川実花ときゃりーぱみゅぱみゅの2人が独自の視点で撮影・編集した東京体験型アプリケーションが制作される。建物やショップ、オシャレな女の子たちなど、蜷川実花“的”東京を撮り下ろし、マップデータと連動させることで観光ガイドとしても使える電子書籍アプリをApp Storeで配信する予定。同アプリのリリースと同時期に写真集も出版予定。

 アドビのAdobe Digital Publishing Suiteは、同社のAdobe Creative Suite 6、特にAdobe InDesign CS6との連携により複数のプラットフォームに電子書籍を出版・配信・課金できるのが特徴のソリューション。「WIRED」電子版などに採用されており、国内でも利用事例が増えている。

 今回のプロジェクトに対し、2人から以下のようなコメントが寄せられている。

蜷川実花さん

蜷川実花さん
写真はTwitterアイコンより

今の東京のポップアイコンと言えば、「きゃりーぱみゅぱみゅ」だと思います。アプリということで、単純に写真集をスマートフォンなどに移行するといったものではなく、アプリである意味があるものにしたいと思いました。東京のポップアイコンであるきゃりーちゃんが、私の行ってみたい東京の街を案内してくれる、そんなものにしたいと思っています。例えば海外の方がこのポップな街東京に遊びにきたとき、本当にみるだけでも楽しく、そして「今の東京」を感じられるモノにしたいと思っています

きゃりーぱみゅぱみゅさん

きゃりーぱみゅぱみゅさん
写真はTwitterアイコンより

今回とても面白そうな企画に参加出来てすごく嬉しいです! もともと蜷川さんの作品は大好きで、これまで何度か撮影して頂いたことはあるのですが、今回は、一緒に作品を作れるということでとても楽しみにしています。いろいろなロケーションで撮影して、それがアプリになって東京案内ができるということなので、コレをきっかけにぜひ海外の方にも東京を知ってもらえたら嬉しいです!

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