ニュース
QuarkXPress、バージョン3以降のユーザーに最新版へのアップグレードパスを用意
Quarkは、DTPソフトの「QuarkXPress」について、バージョン3以降のすべてのユーザーを対象に、3万6000円で最新バージョンへのアップグレードを可能にした。
Quarkは5月9日(現地時間)、DTPソフト「QuarkXPress」のバージョン3以降のユーザーを対象に、現地時間のより3万6000円(本体価格)で最新のバージョン9へのアップグレードできるようになったと発表した。
対象となるのはQurkXPressのバージョン3以降の全ユーザーで、アップグレード製品はQuark正規販売代理店であるQuark Storeより購入可能。アップグレードには有効な旧バージョンのQuarkXPress製品シリアル番号のユーザー登録が必須となっている。
バージョン9はQuarkXPressで唯一、Mac OS Xの最新バージョンであるLionに正式対応しており、iPad向けのインタラクティブコンテンツを発行するための機能も備えている。
Quarkでは、QuarkXPressのメジャーバージョンアップを約2年に1回行ない、リリースサイクル中には無償アップデートを定期的に提供するとしている。
関連記事
- 米出版卸最大手Baker & Taylor、年内にも図書館向けにEPUB電子書籍を供給へ
出版卸業最大手Baker & Taylorは年内にも、図書館向けにEPUB形式の電子書籍を供給開始する。米OverDriveの強力なライバルとなりそうだ。 - DTP・電子書籍制作で使われているアドビ製品のバージョンは? 吉田印刷所が調査
印刷情報サイト「DTPサポート情報ブログ」を運営する吉田印刷所は、サイト読者を対象にDTPでよく使用するソフトのバージョンをアンケート調査した。 - InDesignは電子書籍の中間ファイルたり得るか?
DTPで標準的な位置づけを与えられているAdobe InDesignは電子書籍の制作でもその地位を保ち続けるのか? 実際にEPUBで電子書籍を販売しているDTPのプロフェッショナルがInDesignと電子書籍の関係について分析する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.