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アイプレスジャパン、電子書籍ストア「コンテン堂」を正式オープン
オープン記念として、EPUB3で制作された縦書きの想隆社文庫約130作品を会員登録をしたユーザー全員に無料で提供する。
アイプレスジャパンは、電子書籍ストア「コンテン堂」を正式オープンした。オープン時のラインアップは約5000点。
現時点では文芸書、美術書および動画を中心とした電子書籍を販売しているが、2013年3月までには取り扱い点数を3万点に拡充し、新刊やコミックス、雑誌なども扱う総合ストアになる予定。
閲覧可能端末は、現在のところWindows PCのみで、6月下旬にはAndroid端末で利用可能になり、iOSにも年内に対応予定。購入した作品の閲覧を閲覧できる端末を制限する端末認証は存在せず、好きなデバイスで読むことができる。
配信方式はダウンロード型で、販売方式は都度課金。価格体系には閲覧期間限定コンテンツを販売する「eレンタル機能」も備えており、例えば買い切りで630円の書籍が、31日間のレンタルで150円といった値付けをされているものもある。DRMについてはEPUB、PDF、XMDF、.bookなど取り扱うどのフォーマットに対しても設定できるとしており、DRMフリーにすることもできると版元向けのメリットとして掲げている。
オープン記念キャンペーンとして、会員登録者にEPUB3で制作された縦書きの想隆社文庫約130作品を無償でプレゼントしている。
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