ビューンは、電子雑誌などを配信するiPhone/iPad向けサービス「ビューン」において、ユーザーが端末を縦・横どちらで利用しているかを解析。その結果を6月18日に発表した。縦表示での利用が大多数だったが、iPadでは横表示の利用が増える傾向が分かった。
ビューンでは新聞や雑誌のコンテンツを実際のレイアウトそのままに閲覧できる。端末を縦にすれば1ページ単位で表示されるが、横にすると見開き表示でコンテンツを楽しめる。今回同社は、4月1日から5月31日までの総ページビューを抽出し、縦表示/横表示の利用割合を調べた。
iPhoneの場合、総ページビューに対する横表示の利用割合は5%しかなかった。一方、iPadでは横表示の利用割合が27%にまで達した。「文字、写真、図などの多様な情報が見開きレイアウトで構成されることが多い雑誌というメディアコンテンツの場合、より大きな画面の端末では横向きでの閲覧が多くなる可能性を示唆している」と同社は分析している。
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