Kindleの投げ売りは新製品登場のサイン?
9.7インチのKindle DXをはじめ幾つかのKindle関連の商品が値下げされたことは、10インチクラスのKindle Fireを始めとする新製品リリースのサインかもしれない。
Gizmodeのブライアン・バレット氏は数日前、AmazonがKindle DXとその関連製品の大幅値下げを行ったことについて興味深い理論を投稿した。それは消費者が全体として望むことのみが真実という理論だ。
あまり売れなかった2年型落ちの9.7インチのKindle DXの価格を今、Amazonが大幅値下げしていることを電子読書ファンが気にすべきなのはなぜだろう。それは、バレット氏の推定によると、Amazonが10インチKindle Fireタブレットのために倉庫の棚を空けようとしているのかもしれないからだ。
iPadのライバルについてのうわさが出回ってしばらくになるが、これまでのところ新製品は登場していない。しかし、Amazonは新製品登場に備えて高価な在庫製品価格の大幅値下げを繰り返してきた。今回のKindle DXの値下げは、Kindleのほかのモデルのアクセサリー類もセール対象になっている。さらに、ベストセラーの一部のKindleはAmazonのWebサイト上で入手できなくなっている。
自分の投稿への追加情報として、バレット氏はAmazonが先週、Visaカードで支払いをする顧客に全Kindleを40%引きで提供したとする読者のコメントについて触れており、これは複数の新製品登場に備えてAmazonが倉庫在庫を一掃しようとしているとも受け取れる。
関連記事
- うわさ:Amazon、新型Kindle Fireは10.1インチで広告付き?
AmazonのKindle Fire。現時点で史上最高の販売成績を上げたAndroidタブレットの次なる一手は10.1インチ採用モデル、あるいは広告付きKindle Fireの投入となるのではないだろうか。 - Amazon、暗い場所で発光する新型Kindleを7月にリリースか
電子ペーパーベースの電子書籍端末のトレンドは、場所を選ばず読めるようにすること。Barnes & Nobleが今月はじめにフロントライト付き電子書籍リーダーをリリースしたが、Amazonも7月に同種の製品をリリースすると情報筋が伝えている。
関連リンク
Copyright© 2015 Good E-Reader. All rights reserved.
(翻訳責任について)
この記事はGood E-Readerとの合意の下でアイティメディアが翻訳したものです。翻訳責任はアイティメディアにあります。記事内容に関するお問い合わせは、アイティメディアまでお願いいたします。