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電子ペーパー搭載のAndroidスマートフォン――中国Onyxから
中国のOnyx internationalがE Inkベースのディスプレイを搭載したAndroidスマートフォンのプロトタイプを披露している。
電子ペーパーをディスプレイに採用したAndroidスマートフォンが来年にも市場に登場しそうだ。
これはARMデバイス関連のトピックを扱う「ARMdevices.net」が報じているもの。動画で紹介されているのは、中国で電子書籍リーダー端末の開発・製造を手掛けるOnyx internationalが開発したE Inkベースのディスプレイを搭載したAndroidスマートフォンのプロトタイプ。
100グラムを大きく割る軽量なボディ(記事では70グラムではないかと予想されている)と、電子ペーパーの特性を生かしたバッテリーの持ち(週に1回程度の充電で済むとされている)が大きな特長。動画内では液晶ディスプレイと日光の下で比べられているが、明らかに見やすいのも電子ペーパーの特長といえる。
Onyx internationalはこのほかにも、「Onyx Boox Touch Moon Light」と呼ばれる6インチの電子書籍リーダー端末を発表したばかり。こちらはAmazonのKindle Paperwhiteなどと同様、フロントライトを搭載したもの。
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