電子書籍「ニューヨークの夜と文学ギャングたち」 BinB storeで発売:米国図書館の電子書籍事情も
ボイジャーは、電子書店「BinB store」にて、ブックジャム・ブックス編集部によるeブックジャム第2弾「NY Nights and Literary Gangs—ニューヨークの夜と文学ギャングたち」を発売。全米公共図書館をとりまく電子書籍の実情を語ったインタビューも収録している。
ボイジャーは、電子書店「BinB store」において、雑誌「NY Nights and Literary Gangs―ニューヨークの夜と文学ギャングたち」を11月16日に発売する。価格は630円。
本書は洋書情報雑誌「アメリカン・ブックジャム」を送り出した秦隆司さんが主幹を務める出版社「ブックジャム・ブックス」の電子書籍“eブックジャム”第2弾。前回は「アメリカン・エディターズ ―アメリカの編集者たちが語る出版界の話」として米国の出版事情を紐解いたが、今回は、アメリカのマガジン界を中心に活躍している女性若手作家をはじめ、多彩な5人による短編ストーリー、およびインタビューを中心に収録している。
また、海外の最新電子書籍情報では「アメリカ公共図書館における電子書籍」について、アメリカ図書館協会インフォメーション・テクノロジー政策オフィスのディレクターであるキャリー・ラッセル氏とのインタビュー対談を実現。2012年8月に発表となった「公共図書館における電子書籍のビジネスモデル」をもとに、アメリカ図書館協会内の研究グループや図書館とディストリビュータとの関係など、電子書籍の登場により変化した公共図書館をとりまく問題点や実情、目指すべき未来について語っている。
なお、収録内容は以下の通りだ。
「ニューヨークの夜と文学ギャングたち」目次
1.「僕のホーム・バー ―― CBGB'sとマックスズ・カンサス・シティ」
文:リチャード・ヘル
2.「タイムズ・スクエアの夜」
文:ブルース・ベンダーソン
3.「本の街としてのニューヨーク」
文:ロン・コルム
4. 作家インタビュー タマ・ジャノウィッツ「ブルックリンのルーフガーデンから」
インタビューと文:宮家あゆみ
5.「ケチじゃ幸せになれない?〜私がダメ男と変人会計士から学んだこと」
文:モーラ・ケリー/訳:千葉絵里奈
6. スペシャルレポート「アメリカ公共図書館 電子書籍の波 全米図書館の実情」
アメリカ図書館協会インフォメーション・テクノロジー政策オフィス、ディレクター、 キャリー・ラッセルに聞く
インタビューと文:秦隆司
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