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韓国の最大手書店チェーン教保文庫、電子書籍の定額制サービス「sam」を開始:出版界は猛反発
韓国の書店チェーン最大手Kyobo Book Center(教保文庫)が電子書籍の月定額サービス「sam」を開始。現地の出版社団体KPAは即座に中止するよう猛反発している。
韓国の英字新聞「The Korea Herald」サイトによると、韓国の書店チェーン最大手Kyobo Book Center(教保文庫)が2月21日(現地時間)、電子書籍の月定額サービス「sam」および専用のAndroid搭載の電子ペーパー型端末(同名)の販売をスタートした模様。
教保文庫は2009年に電子書籍の販売に初参入し、2011年からは複数メーカーの電子書籍端末に展開するなど事業を積極化。samサービスは年間会員制のサービスで、月額1万5000ウォン(約1300円)で最大5冊の枠内まで並行レンタルできるなど複数種類のプランが選べる。
この新サービスに対し、現地の出版社団体KPAは即座に中止するよう猛反発しているとのこと。
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