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講談社「プロジェクト・アマテラス」からデジタルネイティブ作家の電子書籍が登場
講談社が運営する読者参加型の投稿サイト「プロジェクト・アマテラス」から、デジタルネイティブの作者による電子書籍『コネクトプラス』が登場。
講談社は3月6日、運営する読者参加型の投稿サイト「プロジェクト・アマテラス」から、電子書籍『コネクトプラス』(著者:ログストック)をリリースした。価格は500円。
コネクトプラスは、プロジェクト「設定しようぜ!」から誕生した作品。「22世紀の日本。整備士とアンドロイドが紡ぎだす物語」という設定およびイラストから作品制作がスタートしたプロジェクトで、著者は生まれた時からインターネットがある環境で育った「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代だ。
そのため、横書きや小説内にカラーの4コマ挿入をはじめ、新キャラクターの登場に合わせてイラストと設定が登場するなど、電子書籍であることを最大限に活かした作風が特長。カラーページは計86ページに渡るという。
配信はAmazonのKindleストアほか、さまざまな電子書店で開始している。
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