ソニーは電子書籍リーダー「PRS-T2」に続くモデルを開発中で、来月中にもFCCに提出される見込みだ。同社は通常7月に新デバイスを発表し、10月に発売する。新モデル発売前に現モデルを値下げするのも通例だが、市場でのPRS-T2の販売状況をみると、間もなく新製品が発売されるのではないかとうわさされている。
PRS-T2は現在、英国で値引き販売されており、ライト付きケースとAC充電器が付属して139ユーロ(約1万7000円。日本でこの構成だと値引き前だがほぼ同額)となっている。カナダのBest Buy、Future Shopでも20ドル値引きされて販売されている。米国、カナダ、英国のほとんどの店舗でPRS-T2は基本的には大幅に値引き販売されている。
(海外では)ソニーは最近電子書店をリニューアルし、新たに『今月の本クラブ』を開設している。また、公式パートナーとしてGoogle Booksを捨て、Overdriveと素晴らしいビジネスを行なっている。Google Readerが廃止されるため、PRS-T2の特徴の1つでもあるEvernoteとの統合は実に大きな強みになる。新世代のソニー電子書籍リーダーは間もなくアナウンスされる予定で、Kindle Paperwhiteとkobo gloが採用しているのと同じタイプのフロントライト技術を搭載してくるとうわさされている。
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