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「大辞泉」採録語数27万語へ――達成日予測キャンペーンを実施
小学館が発行している国語辞典『大辞泉』のデータベース採録語数が間もなく現行の中型国語辞典で最大の27万語を達成する。それを記念して「生きている国語辞典『大辞泉』27万語達成日を当てよう! キャンペーン」を実施する。
小学館は、同社の発行する国語辞典『大辞泉』のデータベース採録語数が間もなく現行の中型国語辞典で最大の27万語を達成するのを記念して「生きている国語辞典『大辞泉』27万語達成日を当てよう! キャンペーン」を大辞泉Facebookページ上で実施する。期間は7月22日から31日まで。
『大辞泉』は1995年に収録語数22万語で初版が発行され、2006年から「大辞泉編集支援システム」を構築し、日々生まれ続ける新語や既存語の新用法などを採録し続け、2012年には第二版が収録語数25万語で発行された。
現在でも日々採録されており、大辞泉公式サイトでは前日に追加された採録語数を知ることが可能。7月22日現在では採録語数が26万9846語で、27万語まで残り154語となっている。この採録語データは『大辞泉』各アプリや電子辞書、書籍版第二版付属のDVD-ROMなどのアップデート時に反映されるという。
同キャンペーンは、これまでの新語採録ペースから、大辞泉編集部が推測した9つの「予想日」と「それ以外の日」という10の選択肢の中から1つ選んで応募し、正解者の中から抽選で27名に2000円の図書カードをプレゼントする、というもの。
なお、達成日の正解はキャンペーン終了後、大辞泉Facebookページ上で発表される。
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