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プライム会員なら毎月1冊無料、「Kindle オーナー ライブラリー」始まる
Amazonが海外で「Kindle Owner's Lending Library」として提供している1サービスが日本でも始まった。
アマゾン ジャパンは8月21日、同社の有料会員向けの新特典として、毎月1冊の電子書籍を無料で読むことができる「Kindle オーナー ライブラリー」を開始した。
同サービスは、海外では「Kindle Owner's Lending Library」と呼ばれているもの。年会費3900円のAmazonプライム会員で、かつ、Kindle PaperwhiteやKindle FireなどのKindle端末を所有していれば、対象作品であれば毎月1冊無料で読むことができる。
対象となるのは数千冊のタイトルとしており、『毎日かあさん』(西原理恵子著)や『夢をかなえるゾウ』(水野敬也著)などのベストセラー作品のほか、Kindle ダイレクト・パブリッシング(KDP)の作品、コミックやハーレクインなどの作品が確認できる。
同サービスは、米国では2011年11月にサービスを提供開始。日本では、Lending(レンタルの意)の文字を外したサービス名称となった。
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